【質問】一生のうちでどんな戦争をしましたか?:最上義光歴史館(もがみよしあきれきしかん)

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【質問】一生のうちでどんな戦争をしましたか?
質問:一生のうちでどんな戦争をしましたか?



義光が若い時代の400年数十年くらい前の日本は戦国時代と呼ばれておってな、日本の国のなかでもふつうに戦争があった時代じゃ。
たとえばな、山形県と宮城県が戦争をするようなもんじゃ。こわい話じゃがそれがふつうだったのじゃ。
義光もな、自分の土地である山形に住んでいる人を守るために、なんども戦争をしておる。

 ・天童氏との戦い
 ・寒河江氏との戦い
 ・鮭延氏(最上)との戦い
 ・武藤氏(庄内)との戦い
 ・本庄氏との戦い
 ・上杉氏との戦い
最上家領内図
2008/06/29 10:10/最上家領内図
山形地方をひとつにまとめるために戦争をして勝ち続けた義光じゃったが、本庄繁長(ほんじょうしげなが)との戦争では負けてしまったんじゃ。

本庄繁長はな、そのころ越後(えちご/今の新潟地方)にいた上杉(うえすぎ)グループの武将(ぶしょう)の1人で、義光は、1度手に入れた庄内を、このときにとられてしまうのじゃ。

その後、1600年に起ったかの有名な長谷堂の戦い(はせどうのたたかい)で知られる慶長出羽合戦(けいちょうでわかっせん)で上杉軍(うえすぎぐん)に勝つまで、庄内地方は上杉氏(うえすぎし)の土地だったんじゃよ。
2008/06/29 10:10
命を大切に
義光がやってきた戦争のことをまとめると何と言っても、なるべく人を殺さずに自分の土地を広げていったことじゃな。

田んぼや畑やお百姓さんたちの村もできるだけ戦争でダメにならないように気をつけたようじゃ。
戦争で勝っても、ムダに人を殺したりはしなかったし、敵方の大将でも殺さないで自分の家来にしたんじゃよ。

義光はほんとうに命を大切にした人だったんじゃなぁ!!
2008/06/29 10:10
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